ハウスメーカー巡り家づくり

積水ハウスの工場見学に行ってみた|地震・火災・鉄骨構造を実際に見学

工場見学に行ってみた 積水ハウス ハウスメーカー巡り

展示場の家を見学している中で、構造や耐震についてもっと詳しく知りたいと思うようになり、営業さんに勧めていただいて工場見学へ行くことになりました。

地震や火災の実験を見たり、鉄骨住宅の構造を間近で見たりと、普段はなかなか触れられない部分をたくさん見学することができました。

地震体験・耐火試験を見てみる

まずは地震体験から。

震度4と震度7の揺れを実際に体験しました。 震度5程度しか経験したことがない私にとって、震度7の揺れは「本当にこんな揺れが来るのか……」と思うほどの強さ。 怖さもありましたが、だからこそ家を建てるなら、耐震性について自分たちが納得できるものを選びたいと改めて感じました。

続いて、耐火試験を見学しました。 実際に使われる外壁材に火を当て続け、内側の壁がどれくらい熱くなるのかを確認する実験です。

隣家で火災が起きた場合、外壁が受ける温度は約840℃になるそうで、実験でも同じ温度まで上げていきました。 火を当てた直後の外壁の内側を触ってみると、ほのかに暖かい程度。

消防車が通報から15分以内に到着することを想定し、840℃の火を15分間当て続けても、内側は木材が燃え始めるとされる240℃を大きく下回る温度だったと説明していただきました。

鉄骨造の家のつくりを学ぶ

次に、積水ハウスの鉄骨住宅の構造について教えていただきました。

まず印象に残ったのが、構造材と空間の使い方。 軽量鉄骨を使用し、外壁を薄くすることで、構造材の中心から坪数を計算できるとのことでした。

少しでも室内を広く使えるというのは、広いLDKを希望している私たちにとって大きなメリット。 「同じ坪数でも、できるだけ室内を広く使いたい」という私たちには、かなり響くポイントでした。

制震構造「シーカス」

続いて、制震構造「シーカス」についての説明。

高性能ゴムを使ったダンパーが地震のエネルギーを熱に変換し、揺れを吸収する仕組みとのことです。

個人的に「いいな」と思ったのは、使用されているゴムの劣化まで考えられている点。 空気に触れる部分は何十年も経つと劣化する可能性があるため、どこまで劣化するかを計算したうえで、長期間性能が維持されるよう設計されているそうです。

さらに、将来的にダンパーを交換する必要が出てきた場合でも交換できる仕組みになっているとのことでした。

新築時の性能だけでなく、「数年後、数十年後も安心して住めるか」という視点まで考えられていることに、ハウスメーカーとしての姿勢を感じました。

筋交いについても、内壁から金属探知機のようなものでゆるみを確認でき、もしゆるみがあれば内壁を開けてねじを締め直すことで修理できるそうです。 家を建てた後のメンテナンスまで想定されている点が印象的でした。

断熱材

断熱材についても説明を受けました。

積水ハウスでは壁に綿状の断熱材を使用しているとのこと。 私は「固形の断熱材の方が断熱性能が高い」と聞いたことがあったので、理由を質問してみました。

筋交いやダンパーがある部分に固形の断熱材を入れるのは難しく、綿状の断熱材なら押し込んで隙間なく施工しやすいため、壁にはこちらを採用しているそうです。

一方で、床には固形の断熱材を使用。 また、1階と2階の間にはALCコンクリートを使い、断熱だけでなく防音性にもつながっているとのことでした。

さらに、壁の中には結露が発生することを前提に、湿気を逃がすための空気の通り道をつくっているという説明もありました。

断熱材そのものだけでなく、「どう施工するか」「壁内の湿気をどう処理するか」まで考えられていることを知ることができました。

外壁材

外壁材の強度を確認する実験も見学しました。 硬式野球ボールを時速150kmで外壁材に当てるというものです。

実際にボールを当てると、想像以上に大きな音がしてびっくり。 もちろん外壁材には大きな変化はありませんでした。

外壁の取り付け方についても説明があり、積水ハウスでは地震時に外壁が割れにくくするため「パネルロッキング工法」を採用しているとのこと。

外壁を構造躯体に直接固定するのではなく、地震の際には構造体の動きに合わせて外壁が動くことで、力を逃がす仕組みだそうです。

「地震に強い家」という言葉だけでなく、実際の構造や外壁の動きまで見ながら説明を聞けたことで、耐震についてより具体的に考えられるようになりました。

ここで一旦、お昼休憩

ここまででもかなり盛りだくさんでしたが、ここで一旦お昼休憩。 めちゃくちゃおいしいお昼ご飯まで用意していただき、営業さんと一緒にいただきました。

……が、工場見学はまだ終わりません。 午後もまだまだ見学が続きます。

実際の住宅設備や、暮らしに近い部分についても見学してきました。

後編へ続きます。

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