営業さんに勧めていただき、テクノロジー展示場に行ってきました。
複数のハウスメーカーを比較していると、知識が混ざったり、説明してもらった内容を忘れてしまったりすることも多いので、良い機会になると思い参加しました。
まずは動画で学ぶ
最初は、大きなスクリーンのある部屋で林修先生の動画を5分ほど視聴し、ビッグフレーム構法(BF構法)について学びました。
林先生が住友林業と関わりがあることにまず驚きました(笑)
やっぱり“林”つながりなんでしょうか…。
動画では、大開口の窓や広いLDKがとれる理由、そしてビッグコラム(太い柱)が基礎から離れてしまわないようにする接合部分の工夫について説明がありました。
まとめると、以下の点が分かりました。
ビッグコラム
一般的な木造住宅の柱の約5倍の太さがある特大サイズの柱。
柱が太く強いため、柱や壁を減らしても家を支える力を保てる。
その結果、大開口の窓や広いLDKなど、木造では難しい“開放的な空間”がつくりやすい。
フィンボルト+ナイロンナット
フィンボルトは柱の内部に深く差し込まれる金物で、揺れによる引き抜きに強い形状。
ナイロンナットは内部に樹脂が入っていて、ねじ山に樹脂が噛み合うことで振動でも緩みにくい構造になっている。
これらを組み合わせることで、柱と基礎がしっかり固定され、直下型地震でも外れにくい強い接合になる。
館長からの説明
次の部屋では、館長からさらに詳しい説明をいただきました。
実際のビッグコラムやフィンボルトを触ったり、基礎や外壁の構造を見たりできて、
カタログや動画よりもずっと分かりやすく、「来て良かった」と思えるポイントでした。
質問にもすべて丁寧に答えていただき、とても良い勉強になりました。
ここで分かったことをまとめます。
固定資産税について
鉄骨造と木造では、固定資産税の評価額が下がるスピードが違い、木造の方が早く下がるそうです。
住友林業は木造住宅なので、固定資産税は木造として年数とともにしっかり下がっていきます。
一方で、住友林業の木造住宅は耐用年数が75年と長く、建物そのものの価値は固定資産税ほど急激には下がらないとのこと。
つまり、
・建物の価値は比較的維持される
・固定資産税は木造として下がっていく
この話を聞いて、「それなら結構いいやん!」と個人的に思いました。
家を建てる前は固定資産税について深く考えたことがなかったので、建てた後のお金について知れたのも良い学びでした。
室内有効面積について
鉄骨造と木造では、室内の有効面積の算出方法が違うそうです。
鉄骨造:柱の外側にある外壁材の中心から算出
木造:柱の中心から算出
そのため、木造住宅の方が室内を広く使えるとのこと。
広いLDKや大きな窓が欲しい私たちにとって、限られた土地で室内を広く使えるのは大きな魅力でした。
割れにくい外壁
一般的なモルタルとは違い、独自の軽量モルタルを重ね塗りしているとのこと。
伸縮性があるため割れにくく、保証も30年と長いそうです。
外壁はメンテナンス費用にも関わる部分なので、こうした工夫は魅力的に感じました。
基礎設計
家の基礎は、柱がある部分とない部分で重さのかかり方が違います。
住友林業では、間取りに合わせて独自の基礎構造設計を行い、必要な鉄筋を増やすことで家を“面”で支えているとのことでした。
基礎は普段見えない部分なので、「面で支えている」と言われても正直ピンとこないところはありました。
ただ、こういう細かいところまでしっかり考えて設計されていることを知れて、安心感はすごく大きかったです。
行って良かった
木のぬくもりやデザインに惹かれて候補に入った住友林業でしたが、
今回の見学で、見た目だけでなく基礎や構造にもこだわって家づくりをしていることが分かりました。
実際の部材を触ったり、構造を見ながら説明を聞けたことで、
カタログだけでは分からなかった部分まで知ることができました。
まだこの時点で「住友林業に決めた!」というわけではありませんが、
今回の見学で、住友林業を候補に残して比較したいという気持ちはより強くなりました。
他のハウスメーカーでも同じように見学をして、
それぞれの違いを実際に感じながら比較していきたいと思います。